いちじま丹波太郎

 

丹波市市島地域は「有機農業の発祥の地」と言われ、40年以上の歴史がある町です。

そんな市島町に2001年、地域の活性化・『食』を通じて田舎と街の橋渡しをすべく、地元の有機野菜の販売を手掛けるNPO法人「いちじま丹波太郎」が設立されました。2021年で20周年を迎えました!

 

旬のお野菜を中心に、お米、果物、農産加工品など 「有機の里いちじま」 ならではの産品を取り揃えた農産物直売所です。

 

【お店の名前の由来】


「先に立つ丹波太郎や道しるべ」
という江戸期の句をヒントに、『有機農業』を志す人や、『安全な食』を求める方の指標になる活動を志しています。

【丹波太郎って?】

「 愛宕山の上が真っ黒やで。すぐ雷雨になるわ」


「え、雲はだいぶ向こうやけど…」


「ぐずぐず言うてたら、丹波太郎はすぐ来るで」


 
 慌てて家に帰った途端、京都市内は雷鳴、突風、豪雨。
 目を丸くしていると、30分ほどで収まり、うそのように日差しが戻る。

 その昔、丹波から出て京や大阪の空を暴れ回った入道雲は「丹波太郎」と呼ばれていました。

 荒い気性で、気まぐれ。けれど時に恵みの雨をもたらしてくれる。関西人は恐れながらも面白がり、親しみを抱いてきました。

  「いちじま丹波太郎」は自然の恵みに感謝をしながら、多くの方に『食』の大切さを知っていただき、地元の農家さんが育てた安心・安全な農産物をお届けできるよう心がけています。